第3次羽村市小中一貫教育基本計画【2020年(令和2年度)から2024年(令和6年度)】
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羽村市教育委員会では、小学校と中学校の義務教育9年間を連続した教育活動としてとらえ、羽村市小中一貫教育基本計画に基づき、市内小・中学校を中学校区ごとにグループ化し、小中一貫教育を進めています。
令和元年度をもって、第2次計画として位置付ける小中一貫教育基本計画(平成27年度から令和元年度)が終了するため、2020年(令和2年度)から2024年(令和6年度)年度までを計画期間とした『第3次羽村市小中一貫教育基本計画』を令和2年2月に策定しました。計画では、『生きる力を育むために』の考えを基本として、次の4つの目標に向かって、小中一貫教育への取組を推進することにより“生きる力”を育んでいきます。
これからのさまざまな社会的変化の中でも、子どもたちが自ら主体的に考え、判断し、行動することによって、豊かな人生を切り開き、明るい未来が築いていけるよう、『第3次羽村市小中一貫教育基本計画』を推進していきます。
また、策定にあたっては、小中一貫教育検討委員会を設置し、各学校からの意見を集約、また、市民の方々から意見公募(パブリックコメント)し、その内容を協議、計画の修正を行い、令和2年2月19日の教育委員会定例会において承認されました。

計画の概要
基本目標1 豊かな心の育成
【主な取組】
- 中学校生徒による小学校行事への参加(あいさつ運動や運動会ボランティアなど)
- 部活動や職場体験報告会への小学校児童の参加など、さまざまな機会を通じた児童・生徒の交流授業の実施(小・小連携や小・中連携による取組など)
- いじめ、不登校の未然防止、早期発見、早期解決のためのスクールカウンセラー等を活用した相談体制の充実
基本目標2 確かな学力の育成
【主な取組】
- 外部人材(授業力向上アドバイザー、学習コーディネーター、学習サポーター、特別支援教育支援員、外国語指導助手(ALT)など)を活用した学習支援体制の強化
- 算数・数学、英語を中心とした小学校と中学校の教員相互の乗り入れ授業の実施
- 小学校からの一部教科等担任制による学習指導の実施
基本目標3 個性の伸長と資質・能力の向上
【主な取組】
- 伝統・文化に触れる羽村学(郷土学習)・生きて働く人間学(キャリア教育)の実践
- プログラミング教育を通じた論理的思考力の育成・向上
- 学校におけるICT環境の整備・充実と情報活用能力の育成
- グローバル化の進展に対応するコミュニケーション能力の育成(英語教育の充実)
基本目標4 家庭・地域・学校が築く教育の推進
【主な取組】
- 地域・社会の教育資源を活用した教育の推進(外部人材の活用、「プロから学ぶ」など)
- 家庭における教育力の向上を図るための支援の充実(家庭教育セミナーや地域教育シンポジウムの開催)
- 自ら学ぶ意欲の醸成や家庭学習の一層の習慣化を目指した自主学習ノートなどの実践
なお、 計画内容は公式ウェブサイト、市役所3階学校教育課、1階市政情報コーナー、図書館で閲覧できます。
第3次羽村市小中一貫教育基本計画【PDF版】
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これまでの羽村市小中一貫教育基本計画
羽村市小中一貫教育基本計画から義務教育9年間を通じた一貫教育を目指してから